Python環境の構築
Apple M1チップ搭載のMacBookにPython環境を構築する方法を紹介します。まず、複数バージョンのPythonに対応するため、pyenv
で環境構築します。pyenv
はHomebrew
を使ってインストールします。
% /bin/bash -c "$(curl -fsSL [4](https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh))"
% brew update
% brew install pyenv
Shellの環境設定
次に、pyenv
コマンドのパスを通すための設定を行います。今回はzsh環境なので.zprofile
と.zshrc
にパス設定を書き込みます。
% echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.zprofile
% echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc
% source ~/.zprofile
% source ~/.zshrc
Pythonのインストール
pyenv install -l
でインストール可能なPythonバージョンを確認します。
% pyenv install -l
今回は本記事執筆時点での安定版であるバージョン3.10台の最新版をインストールすることにしました。
% pyenv install 3.10.3
Pythonバージョンの切り替え
使用するPythonバージョンを切り替えます。
% pyenv global 3.10.3
以上で、Pythonの環境構築が完了です。最後にpython --version
コマンドを実行してバージョンを確認しましょう。
zsh
.
% python --version
Python 3.10.3