PythonでWebアクセスを行う際、SSL証明書の検証が必要となる場合があります。特に、macOS上でPythonを使用していると、SSL証明書の取り扱いについて問題が発生することがあります。この記事では、その解決策としてPythonライブラリCertifi
の使用方法について説明します。
Certifiとは?
Certifiは、ルート証明書のリストを提供するPythonライブラリです。このリストは、Mozillaが精査した認証局の一覧になります。このリストをもとに、各サイトのSSL証明書の信頼性を検証可能です。
Certifiのインストール
Certifiのインストールは、以下のコマンドで行います。
pip install certifi
Certifiの動作確認
Certifiの動作確認を行うためのコードは以下の通りです。
import certifi
# ルート証明書のパス
print(certifi.where())
# ルート証明書の内容
print(certifi.contents())
このコードを実行すると、認証局(CA)の証明書(ルート証明書)の場所と中身が表示されます。
以上、PythonでSSL証明書を扱う際に役立つCertifiライブラリの使用方法について説明しました。これにより、PythonでWebアクセスを行う際のSSL証明書の検証が容易になります。.