Pythonの標準ライブラリであるargparseは、コマンドライン引数を簡単に取得するためのツールです。以下に基本的な使用方法を示します。
import argparse
# argparseをインポート
parser = argparse.ArgumentParser(description='このプログラムの説明(なくてもよい)')
# パーサを作る
parser.add_argument('arg1', help='この引数の説明(なくてもよい)') # 必須の引数を追加
parser.add_argument('arg2', help='foooo')
parser.add_argument('--arg3') # オプション引数(指定しなくても良い引数)を追加
parser.add_argument('-a', '--arg4') # よく使う引数なら省略形があると使う時に便利
args = parser.parse_args() # 引数を解析
print('arg1='+args.arg1)
print('arg2='+args.arg2)
print('arg3='+args.arg3)
print('arg4='+args.arg4)
このコードは、コマンドラインから複数の引数を取得し、それらをプログラム内で利用する方法を示しています。arg1
とarg2
は必須の引数で、arg3
とarg4
はオプションの引数です。
また、argparseは引数の型を指定することも可能です。以下の例では、--number
引数は整数値を、--alpha
引数は実数値を取得します。
parser.add_argument('--number', type=int) # 整数値(int)
parser.add_argument('--alpha', type=float, default=0.01) # 実数値(float)
これらの機能により、argparseはPythonでコマンドライン引数を扱う際の強力なツールとなります。