Python argparseのカスタムアクションについて

Pythonのargparseモジュールは、コマンドラインインターフェースの作成を容易にします。このモジュールは、ユーザーフレンドリーなコマンドラインインターフェースを作成するためのもので、プログラムが必要とする引数を定義し、argparseがそれらをsys.argvから解析する方法を決定します。

argparseモジュールには、カスタムアクションを作成するための機能があります。カスタムアクションを作成する推奨される方法は、Actionを拡張し、__call__メソッドをオーバーライドし、必要に応じて__init__およびformat_usageメソッドをオーバーライドすることです。

以下に、カスタムアクションの一例を示します。

class FooAction(argparse.Action):
    def __call__(self, parser, namespace, values, option_string=None):
        # ここにカスタムアクションを記述します

また、カスタムアクションに追加の引数を渡す方法もあります。以下にその一例を示します。

def make_action(additional_arg):
    class customAction(argparse.Action):
        def __call__(self, parser, args, values, option_string=None):
            print(additional_arg)
            setattr(args, self.dest, values)
    return customAction

parser.add_argument('-e', '--example', action=make_action('your arg'))

このように、argparseモジュールを使用すると、コマンドラインインターフェースの作成が容易になり、さまざまなカスタムアクションを作成することが可能になります。