Python argparseのフラグについて

Pythonのargparseモジュールは、コマンドラインインターフェースの作成を容易にするためのツールです。このモジュールを使用すると、プログラムが必要とする引数を定義し、それらをsys.argvから解析する方法をargparseが自動的に判断します。

argparseモジュールは、位置引数、値を受け取るオプション、オン/オフフラグをサポートしています。

parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument('filename')  # 位置引数
parser.add_argument('-c', '--count')  # 値を受け取るオプション
parser.add_argument('-v', '--verbose', action='store_true')  # オン/オフフラグ

上記の例では、filenameは位置引数、-cまたは--countは値を受け取るオプション、-vまたは--verboseはオン/オフフラグとして機能します。

フラグは、action='store_true'を指定することで作成できます。このフラグが指定されている場合、その引数はTrueになり、指定されていない場合はFalseになります。

parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument('--flag', action='store_true')

この記事では、Pythonのargparseモジュールとそのフラグについて簡単に説明しました。このモジュールを使用すると、コマンドラインインターフェースの作成が容易になります。