Pythonでは、bytes
とlist
は異なるデータ型であり、それぞれ異なる目的と使用法があります。
bytesとは
bytes
は、0から255までの値を持つ不変の配列を保持するデータ型です。Python 2では、bytes
はstr
型と同義でしたが、Python 3ではstr
とbytes
は別の型となりました。bytes
は生のバイト列を表し、Python 2のstr
オブジェクトに相当します。
listとは
一方、list
は異なるデータ型の要素を保持することができる可変の配列です。list
の要素は変更可能であり、要素の追加や削除が可能です。
bytesとlistの違い
bytes
とlist
の主な違いは、bytes
が不変であるのに対し、list
は可変であるということです。つまり、bytes
オブジェクトが一度作成されると、その要素を変更することはできません。しかし、list
の要素は自由に変更することができます。
また、bytes
は0から255までの整数を要素として持つことができますが、list
は任意のデータ型を要素として持つことができます。
以上がbytes
とlist
の基本的な違いです。これらの違いを理解することで、Pythonプログラミングの幅が広がります。