Pythonでは、bytesobjectは異なるデータ型を表します。それぞれの特性と使い方について詳しく見ていきましょう。

bytesとは

bytesは、0から255までの整数の不変のシーケンスです。bytesは直接ディスクに保存でき、機械が読み取ることができます。人間が読み取るためには、文字列にデコードする必要があります。

# bytesの作成
b = b'\x64\x65\x66\x67'  # result: b'defg'

objectとは

objectはPythonの全てのクラスの基底クラスで、Pythonの全てのオブジェクトはこのobjectクラスを継承しています。これにより、Pythonは動的に型を決定することができます。

bytesとobjectの違い

bytesobjectの主な違いは、bytesは不変であるのに対し、objectは可変であるということです。つまり、一度作成したbytesオブジェクトはその要素を変更することはできません。しかし、objectはその要素を変更することが可能です。

# bytesは不変
b = b'defg'
b[0] = 115  # TypeError: 'bytes' object does not support item assignment

# objectは可変
o = ['d', 'e', 'f', 'g']
o[0] = 's'  # No error

以上、Pythonのbytesobjectの違いについて解説しました。これらの理解は、Pythonプログラミングの基礎を理解する上で重要です。

投稿者 admin

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