PythonのEnumを使うと、名前付きの定数セットを作成できます。これは、特定の値が取りうる範囲を制限したい場合や、コードの可読性を向上させたい場合に便利です。しかし、Enumの値からそのメンバー名を取得する方法は一見するとわかりにくいかもしれません。この記事では、その方法を説明します。

Enumの値からメンバー名を取得する

Enumの値からメンバー名を取得するには、値をEnumクラスに渡し、name属性をアクセスします。以下に例を示します。

from enum import Enum

class Example(Enum):
    one = 1
    two = 2

ex_variable = 1
print(Example(ex_variable).name)  # 'one'

このコードでは、ExampleというEnumクラスを定義し、onetwoという2つのメンバーを持たせています。ex_variableに1を代入し、これをExampleクラスに渡しています。その結果、Example(ex_variable).name'one'を返します。

この方法は、ファイルから読み込んだりAPIから取得したりしたEnumのメンバー名を事前に知らない場合に便利です。

まとめ

PythonのEnumは、名前付きの定数セットを作成するための便利なツールです。Enumの値からそのメンバー名を取得する方法を知っておくと、Enumをより効果的に使用できます。この記事が、PythonのEnumを使う際の参考になれば幸いです。

投稿者 admin

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