PythonのEnumを使うと、名前付き定数を作成できます。これは、コードの可読性を向上させ、エラーを減らすのに役立ちます。Enumのメンバーは、名前と値のペアとして定義されます。この記事では、Enumの名前から値を取得する方法を説明します。

Enumの名前から値を取得する

Enumの名前から値を取得するには、Enumクラスに値を渡し、name属性にアクセスします。例えば、以下のようになります。

from enum import Enum

class Sizes(Enum):
    SMALL = 1
    MEDIUM = 2
    LARGE = 3

print(Sizes(1).name)  # SMALL
print(Sizes(2).name)  # MEDIUM
print(Sizes(3).name)  # LARGE

このコードでは、Sizes(1).nameとすることで、値が1のEnumメンバーの名前、つまりSMALLを取得しています。

Enumのすべての値または名前のリストを取得する

Enumのすべての値または名前のリストを取得するには、リスト内包表記を使用します。

from enum import Enum

class Sizes(Enum):
    SMALL = 1
    MEDIUM = 2
    LARGE = 3

values = [member.value for member in Sizes]
print(values)  # [1, 2, 3]

names = [member.name for member in Sizes]
print(names)  # ['SMALL', 'MEDIUM', 'LARGE']

このコードでは、[member.value for member in Sizes]とすることで、Sizes Enumのすべての値のリストを取得しています。同様に、[member.name for member in Sizes]とすることで、すべての名前のリストを取得しています。

以上がPythonのEnumで名前から値を取得する方法です。これらのテクニックを使うと、Enumをより効果的に活用できます。

投稿者 admin

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