Pythonの軽量なWebアプリケーションフレームワークであるFlaskとJavaScriptフレームワークの統合について解説します。
FlaskとJavaScriptの基本
FlaskはPythonで作成されたWebアプリケーションを作成するためのフレームワークです。一方、JavaScriptはWebアプリケーションのUI開発のためのフレームワークです。
FlaskでのCSSとJSの利用
Flaskでは、HTML形式で作成したテンプレートファイルをtemplates
ディレクトリに入れておき、render_template()
を使うとFlaskはこのディレクトリにファイルを探しにきます。また、CSSやJSなどの読み込みを行うためには、app.py
と同じ階層にstatic
ディレクトリを作成し、その中にcss
ディレクトリとjs
ディレクトリを作成し、それぞれの中に対応するファイルを作成します。
FlaskとVue.jsの組み合わせ
Flask(バックエンド)とVue.js(フロントエンド)を使ってSPAの開発を行った例があります。FlaskではSPA用のWebサーバとREST APIを動かし、Vue.jsではVue CLI 3を使って環境を構築し、フロントエンド単体で開発を進められるようにRESTのモックサーバなどの環境を用意します。
以上がPython FlaskとJavaScriptフレームワークの統合についての基本的な情報です。これらの情報を元に、自身のプロジェクトでPython FlaskとJavaScriptフレームワークを統合してみてください。.