Flaskの常時実行と停止方法
Flaskをターミナルで実行した場合、ターミナルを閉じるとFlaskも停止してしまいます。しかし、nohup
コマンドを使用することで、ターミナルを閉じてもFlaskを常時実行することが可能です。
常時実行するには nohup
コマンドを使用します
- 実行するPythonファイルを環境変数に設定します。例えば、実行するファイルが
/home/sample.py
の場合は、次のようにします。
export FLASK_APP=/home/sample.py
nohup
コマンドでFlaskを実行します。書式は以下の通りです。
nohup flask run --host='0.0.0.0' --port=5000 >正常ログの出力先パス.log 2>エラーログの出力先パス &
実行例は以下の通りです。
nohup flask run --host='0.0.0.0' --port=5000 >/home/log/sample_suc.log 2>/home/sumple_err.log &
Flaskの停止には kill
コマンドを使用します
- Pythonで実行しているプロセス一覧を表示します。
ps -fA | grep python
kill
コマンドでプロセスを停止します。プロセスIDが8892
の場合、
kill 8892
以上が Flaskの常時実行・停止方法になります。