Pythonのisinstance()関数は、オブジェクトが特定の型または複数の型のいずれかであるかを判定するために使用されます。しかし、この関数を使用する際には注意が必要です。なぜなら、第二引数に型(type)ではないものを指定するとTypeError: isinstance() arg 2 must be a type or tuple of typesというエラーが発生するからです。

エラーの原因

このエラーの主な原因は、第二引数に型(type)ではないもの、つまり変数などを指定した場合です。例えば、以下のようなコードではエラーが発生します。

arr = [1,2,3]
if isinstance(arr, list):
    print("YES")

このコードでは、isinstance()関数の第二引数にlistを指定しています。しかし、このコードより前にlistという名前の変数を使用していた場合、listは変数として認識され、TypeErrorが発生します。

対処法

このエラーを解決するための対処法は2つあります。

  1. 型と同じ名前の変数を使わない。
  2. 引数の指定をtype(型名)とする。

基本的には、型と同じ名前の変数を使わないようにするべきです。しかし、修正が大変になる場合は、type()メソッドで型名を指定していることを明示することで解決します。

arr = [1,2,3]
if isinstance(arr, type(list)):
    print("YES")

このように、isinstance()関数を使用する際には、第二引数に型(type)を正しく指定することが重要です。この記事が役立つことを願っています。

投稿者 admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です