Pythonのプログレスバー表示には、tqdm
というライブラリがよく使われます。特に、Jupyter NotebookやJupyterLabでの使用においては、tqdm.notebook
というサブモジュールを利用することで、プログレスバーの表示が可能になります。
tqdmの基本的な使用方法
まずは、tqdmをインストールします。以下のコマンドを実行します。
pip install tqdm
次に、tqdmをインポートします。
from tqdm import tqdm
そして、forループの中でtqdmを使用します。
for i in tqdm(range(10000000)):
i * i - i
これにより、forループの進行状況がプログレスバーとして表示されます。
Jupyter Notebookでのtqdmの使用方法
Jupyter NotebookやJupyterLabでは、tqdm.notebook
をインポートすることで、プログレスバーの表示が可能になります。
from tqdm.notebook import tqdm
また、JupyterLabでは、プログレスバーの表示にはいくつかの追加設定が必要です。具体的には、以下のコマンドを実行することで、プログレスバーが表示されるようになります。
pip install tqdm
jupyter nbextension enable --py --sys-prefix widgetsnbextension
以上が、Pythonのtqdmライブラリを用いたプログレスバーの表示方法になります。この機能を活用することで、長時間かかる処理の進行状況を視覚的に把握することが可能になります。.