pandas.DataFrame.pop
は、指定した列をDataFrameから削除し、その列をPandas Seriesオブジェクトとして返すメソッドです。以下にその使用例を示します。
df = pd.DataFrame([('falcon', 'bird', 389.0),
('parrot', 'bird', 24.0),
('lion', 'mammal', 80.5),
('monkey', 'mammal', np.nan)],
columns=('name', 'class', 'max_speed'))
df.pop('class')
このコードを実行すると、’class’列がDataFrameから削除され、その列がSeriesオブジェクトとして返されます。
また、pop
メソッドと似た機能を持つdrop
メソッドについても触れておきましょう。drop
メソッドは、指定した列を削除したDataFrameを返します。つまり、pop
メソッドが削除した列を返すのに対し、drop
メソッドは削除後のDataFrameを返すという違いがあります。
これらのメソッドを適切に使い分けることで、データ分析の効率を大いに向上させることができます。PythonとPandasを使ったデータ分析において、これらのメソッドの理解と活用は非常に重要です。.