Pythonのunittest
は、Pythonの標準ライブラリの一部で、テストコードの実行に必要なクラスや関数がまとめられています。この記事では、その基本的な使い方と活用方法について説明します。
unittestの基本的な使い方
unittest
をインポートします。unittest.TestCase
を継承したクラスを作成します。- 作成したクラスの中に、テストケースを記述したメソッドを作成します。
unittest.main()
でテストを実行します。
以下に、その基本的な使い方の例を示します。
import unittest
class TestSample(unittest.TestCase):
def test_case1(self):
self.assertEqual((10 + 5), 15)
if __name__ == "__main__":
unittest.main()
このコードでは、TestSample
というunittest.TestCase
を継承したクラスを作成し、その中にtest_case1
というテストケースを記述しています。unittest.main()
を実行すると、このテストケースが実行されます。
unittestで例外をテストする
unittest
では、with self.assertRaises
を使用して例外の有無を確認することができます。以下にその使用例を示します。
import unittest
class TestSample(unittest.TestCase):
def test_div(self):
with self.assertRaises(ZeroDivisionError):
return (5 / 0)
if __name__ == "__main__":
unittest.main()
このコードでは、5 / 0
がZeroDivisionError
を引き起こすことをテストしています。
以上がPythonのunittest
の基本的な使い方と活用方法です。これを活用することで、Pythonコードの品質を確保することができます。