PythonでBase64エンコーディングと改行の扱い

PythonでBase64エンコーディングを行う際、改行の扱いについて説明します。

Pythonのbase64モジュールは、バイナリデータを印刷可能なASCII文字列にエンコードし、また逆にデコードするための関数を提供しています。しかし、このエンコーディングの過程で改行が挿入されることがあります。

具体的には、base64.encode()関数は出力の76バイトごとに改行を追加します。これは、メールで安全に送信したり、URLの一部として使ったり、HTTP POSTリクエストの一部に含めるために適しています。

しかし、この改行が不要な場合もあります。そのような場合、base64.b64encode()関数を使用すると良いでしょう。この関数は、bytes-like objectをASCII bytesにエンコードします。

以下に、base64.b64encode()関数を使用した例を示します。

import base64

def main():
    basetext = "poi poi pui pui"
    base64_object = base64.b64encode(basetext.encode())
    print(base64_object)

if __name__ == "__main__":
    main()

このコードを実行すると、Base64エンコーディングされたbytesオブジェクトが出力されます。この出力には改行は含まれません。

以上、PythonでBase64エンコーディングを行う際の改行の扱いについてでした。