Pythonでは、bytes型を使ってバイト列を表現することができます。この記事では、bytes型の基本的な使い方と、それを活用するための具体的なコード例を紹介します。

bytes型とは

Pythonではbytes型を主に以下2つの意味で使います。

  1. バイト型データそのもの
  2. バイト型データを生成するためのbytes関数

str型とbytes型の違い

str型は文字列型、bytes型はバイト型を表現します。文字列型は文字の連なりで、ファイルに直接保存できません。一方、バイト型はバイトの連なりで、ファイルに保存できます。

# 文字列型
'foo'
"bar"
"""baz baz"""

# バイト型
b'foo'
b"bar"
b"""baz baz"""

bytes型への変換

文字列型をバイト型に変換するには、encode関数を使います。

s = 'hello'
s.encode()  # -> b'hello'

逆にバイト型を文字列に変換するには、decode関数を使います。

b = b'hello'
b.decode()  # -> 'hello'

bytes型の利用例

以下のプログラムでは、bytes関数を用いてバイト型データを作成し、ファイルへの読み書きを試してみます。

bs = bytes(range(8))

with open('sample.dat', 'bw') as f:
    f.write(bs)

with open('sample.dat', 'br') as f:
    print(f.read())  # -> b'\x00\x01\x02\x03\x04\x05\x06\x07'

このように、Pythonのbytes型を理解し活用することで、さまざまなデータ操作が可能になります。ぜひこの知識を活かして、Pythonプログラミングを楽しんでください。

投稿者 admin

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