PythonでCLIからの入力を扱う方法

Pythonでは、ユーザーからの入力を受け取るための組み込み関数があります。Python 3ではinput()関数を、Python 2ではraw_input()関数を使用します。

# Python 3
text = input("prompt")

# Python 2
text = raw_input("prompt")

また、コマンドラインからの引数はsys.argvに格納されます。

import sys
print(sys.argv)

さらに、Pythonにはコマンドラインオプションを解析するためのモジュールがあります。Python 2.7以降ではargparseを、それ以前のバージョンではoptparseを使用します。

# argparseの使用例
import argparse

parser = argparse.ArgumentParser(description='Process some integers.')
parser.add_argument('integers', metavar='N', type=int, nargs='+',
                    help='an integer for the accumulator')
parser.add_argument('--sum', dest='accumulate', action='store_const',
                    const=sum, default=max,
                    help='sum the integers (default: find the max)')

args = parser.parse_args()
print(args.accumulate(args.integers))

これらの基本的な機能を組み合わせることで、PythonでCLIツールを作成することが可能です。より高度なCLIツールを作成するためには、Clickのようなライブラリを使用することもあります。

以上がPythonでCLIからの入力を扱う基本的な方法です。これらの知識を活用して、Pythonで効率的なCLIツールを作成してみてください。