PythonでCSVデータを整数型に変換する方法

PythonでCSVデータを整数型に変換する方法について説明します。CSVデータを読み込む際、データはデフォルトで文字列型として読み込まれます。しかし、数値計算を行うためには、これらのデータを整数型や浮動小数点型に変換する必要があります。

CSVデータの読み込みと整数型への変換

Pythonの標準ライブラリであるcsvモジュールを使用して、CSVデータを読み込みます。次に、int()関数を使用してデータを整数型に変換します。

import csv

with open('data.csv', 'r') as f:
    reader = csv.reader(f)
    data = [int(row[0]) for row in reader]

print(data)

このコードでは、csv.reader()関数を使用してCSVデータを読み込み、リスト内包表記を使用して各行のデータを整数型に変換しています。

pandasライブラリを使用すると、CSVデータの読み込みと整数型への変換を一度に行うことができます。

import pandas as pd

df = pd.read_csv('data.csv', dtype=int)
data = df.values.tolist()

print(data)

このコードでは、pd.read_csv()関数を使用してCSVデータを読み込み、dtype=int引数を指定することでデータを整数型に変換しています。

以上がPythonでCSVデータを整数型に変換する方法です。適切な方法を選択し、データ分析に活用しましょう。