Pythonのcsv
モジュールを使用してCSVファイルを書き込む際、quotechar
パラメータを使用してクォート文字を指定することができます。以下にその使用例を示します。
import csv
with open('eggs.csv', 'w', newline='') as csvfile:
spamwriter = csv.writer(csvfile, delimiter=' ', quotechar='|', quoting=csv.QUOTE_MINIMAL)
spamwriter.writerow(['Spam'] * 5 + ['Baked Beans'])
spamwriter.writerow(['Spam', 'Lovely Spam', 'Wonderful Spam'])
この例では、quotechar
にパイプ(|
)を指定しています。これにより、CSVファイル内の各フィールドはパイプでクォートされます。
また、csv.writer
には4つの組み込みのクォート方法があります: csv.QUOTE_ALL
, csv.QUOTE_MINIMAL
, csv.QUOTE_NONNUMERIC
, csv.QUOTE_NONE
。これらを使用することで、クォートの挙動をさらにカスタマイズすることが可能です。
なお、pandasのto_csv
メソッドを使用してDataFrameやSeriesをCSVファイルとして書き込むことも可能です。これにより、より高度なデータ操作が可能になります。
以上がPythonでCSVファイルをカスタムクォートで書き込む方法についての説明です。この情報がPythonでのCSV操作に役立つことを願っています。