Pythonでは、open
関数を使ってファイルを開くことができます。特に、with
文を使うと、ファイルの開閉を自動的に管理することができ、エラーを防ぐことができます。
CSVファイルの読み込み
Pythonの標準ライブラリのcsv
を使うと、CSVファイルを簡単に読み込むことができます。以下に基本的な使用方法を示します。
import csv
with open("./test/file01.csv", "r", encoding="utf-8") as f:
reader = csv.reader(f)
for row in reader:
print(row)
このコードでは、open
関数でCSVファイルを開き、csv.reader
でファイルの内容を読み込んでいます。そして、for
文で1行ずつ取り出して表示しています。
CSVファイルの書き込み
CSVファイルへの書き込みも同様に、csv
モジュールを使って行うことができます。以下に基本的な使用方法を示します。
import csv
data = [["Name", "Age"], ["Alice", 20], ["Bob", 30]]
with open("./test/output.csv", "w", encoding="utf-8") as f:
writer = csv.writer(f)
for row in data:
writer.writerow(row)
このコードでは、open
関数でCSVファイルを開き("w"
モードで開くと、ファイルが新規作成されます)、csv.writer
で書き込み用のオブジェクトを作成しています。そして、for
文で1行ずつデータを書き込んでいます。
以上が、PythonでCSVファイルを操作する基本的な方法です。詳細な情報や他のファイル操作については、公式ドキュメントを参照してください。