PythonでCSVファイルを読み込む際、エンコーディングの指定は重要なステップです。特に日本語が含まれるCSVファイルを読み込む場合、適切なエンコーディングを指定しないとエラーが発生する可能性があります。
Shift_JISとCP932
Pythonで日本語を含むCSVファイルを読み込む際の定石は、pd.read_csv('data.csv', encoding='shift_jis')
と書くことです。しかし、それでもエラーとなってしまう場合があります。そのような場合、encoding='cp932'
を指定すると問題が解決することがあります。
環境依存文字
特定の文字、例えばⅠ, Ⅱ, Ⅲ, Ⅳ
や①, ②, ③
などは、shift_jis
では読み込めない場合があります。これらの文字は日本語の全角変換で生成されるもので、shift_jis
ではなくcp932
で読み込む必要があります。
まとめ
PythonでCSVファイルを読み込む際は、エンコーディングの指定に注意が必要です。特に日本語が含まれる場合、shift_jis
やcp932
を適切に使い分けることで、エラーを防ぐことができます。また、可能であれば、エンコーディングに問題を引き起こす可能性のある特定の文字は避け、英語だけを使用することが最善の方法です。