PythonでCSVファイルを配列に格納する方法

PythonでCSVファイルを読み込んで配列に格納する方法を解説します。CSVファイルは、データをカンマで区切って保存する形式で、表計算ソフトやデータベースとのデータのやり取りによく使われます。

PythonでCSVファイルを扱うには、標準ライブラリのcsvモジュールを使います。

必要なライブラリのインポート

まずはじめに、PythonでCSVファイルを操作するために必要なライブラリをインポートします。csvモジュールはPythonの標準ライブラリに含まれているため、追加でインストールする必要はありません。

import csv

CSVファイルの読み込み

次に、CSVファイルを読み込む方法を見ていきましょう。CSVファイルを読み込むには、open関数を使用します。

file = open('sample.csv', 'r')

また、with文を使うことで、ファイルの開閉を自動的に行うことができます。

with open('sample.csv', 'r') as file:
    # ファイルの読み込み処理

CSVファイルを配列に格納

最後に、CSVファイルを読み込んだ後、データを配列に格納する方法を解説します。配列に格納することで、データの操作や加工が容易になります。

import csv

csv_data = []
with open('sample.csv', 'r') as f:
    reader = csv.reader(f)
    for row in reader:
        csv_data.append(row)

print(csv_data)

このコードでは、csv.readerで読み込んだCSVデータを、for文を使って1行ずつ取り出し、csv_dataという2次元配列に追加しています。

以上がPythonでCSVファイルを配列に格納する方法です。この方法を使えば、CSVファイルのデータを簡単に配列に格納し、さまざまな処理を行うことができます。