PythonのPandasライブラリを使用すると、DataFrameをリストに追加することができます。これは、複数のDataFrameを一つのリストにまとめて管理したい場合などに便利です。
まず、空のリストを作成します。
DF_list = list()
次に、各DataFrameをこのリストに追加します。以下の例では、sheets
というリストに含まれる各シートからDataFrameを読み込み、それをDF_list
に追加しています。
for sheet in sheets:
DF_list.append(pd.read_excel(...))
また、リスト内包表記を使用することで、上記の処理を一行で書くことも可能です。
DF_list = [pd.read_excel(...) for sheet in sheets]
このようにして、複数のDataFrameを一つのリストにまとめることができます。これにより、複数のDataFrameを一元的に管理し、必要に応じて各DataFrameにアクセスすることが可能になります。
なお、DataFrameをリストに追加する際には、.append()
メソッドを使用しますが、このメソッドはリストを変更し、None
を返します。そのため、DF_list = DF_list.append(df)
のようなコードはエラーを引き起こすので注意が必要です。
以上が、PythonでDataFrameをリストに追加する基本的な方法です。この知識を活用して、Pythonでのデータ処理をより効率的に行ってみてください。