Pythonでのデータ分析において、PandasのDataFrameを配列(リスト)に変換することは一般的な操作です。この記事では、その手順を詳しく説明します。
DataFrameから列を取り出して配列にする
まずは、DataFrameから特定の列を取り出し、それを配列に変換する方法を見てみましょう。以下にそのコードを示します。
import pandas as pd
# DataFrameを作成
df = pd.DataFrame({
'A': [1, 2, 3],
'B': [4, 5, 6],
'C': [7, 8, 9]
})
# 列'A'を取り出して配列に変換
array_A = df['A'].values.tolist()
print(array_A)
このコードを実行すると、array_A
は[1, 2, 3]
という配列になります。
DataFrame全体を配列に変換する
次に、DataFrame全体を2次元の配列に変換する方法を見てみましょう。以下にそのコードを示します。
import pandas as pd
# DataFrameを作成
df = pd.DataFrame({
'A': [1, 2, 3],
'B': [4, 5, 6],
'C': [7, 8, 9]
})
# DataFrame全体を配列に変換
array_df = df.values.tolist()
print(array_df)
このコードを実行すると、array_df
は[[1, 4, 7], [2, 5, 8], [3, 6, 9]]
という2次元の配列になります。
以上が、PythonでDataFrameを配列に変換する基本的な方法です。これらの方法を理解し、適切に使用することで、データ分析の幅が広がります。