Pythonでは、def
キーワードを使用して関数を定義し、for
文を使用して繰り返し処理を行うことができます。
Pythonの関数定義:def
Pythonで関数を定義するためには、def
というキーワードを使用します。その後に関数名と引数を記述します。
def 関数名(引数1, 引数2, ..., 引数n):
# この部分は関数の本体です。ここに実行したい処理を書きます。
# 'return'を使って、関数の戻り値を指定します。
return 戻り値
ここで、「関数名」は関数の名前、「引数1、引数2, …, 引数n」は関数に渡すパラメータ(任意)を表します。関数の本体では、具体的な処理を記述し、return
を用いて関数の結果(戻り値)を返します。
Pythonのfor文
Pythonのfor
文を使えば、繰り返し処理を行うことができます。
for i in range(1, n):
if n % i == 0:
print(f'{n}は合成数です')
break
else:
print(f'{n}は素数です')
上記のコードは、1からnまでの範囲で、nがiで割り切れるかどうかをチェックしています。もし割り切れる数が見つかった場合、その数は合成数であると出力し、ループを終了します。それ以外の場合、その数は素数であると出力します。
defとfor文の組み合わせ
def
とfor
文を組み合わせることで、特定のタスクを繰り返し実行する関数を定義することができます。以下に、素数を判定する関数の例を示します。
def is_prime(n):
for i in range(2, n):
if n % i == 0:
return False
return True
この関数は、2からn-1までのすべての数でnを割り、もし割り切れる数があればFalseを返し、割り切れる数がなければTrueを返します。これにより、ある数が素数であるかどうかを判定することができます。
以上が、Pythonのdef
とfor
文の基本的な使い方とその組み合わせ方についての説明です。これらの概念を理解し、適切に使用することで、効率的かつ可読性の高いコードを書くことができます。.