PythonでEnumを使った値の判定

Pythonでは、Enum（列挙型）を使って特定の事柄に対して値を持たせることができます。これは、Pythonには厳密な意味での定数が存在しないため、Enumを使って定数のように扱うことが一般的です。

例えば、以下のようにEnumを使って定数を定義することができます。

from enum import Enum

class Hoge(Enum):
    ONE = 1
    TWO = 2
    THREE = 3

そして、Enumの値が存在するかどうかを判定するには、以下のようにします。

1 in [v.value for n, v in Hoge.__members__.items()]  # True

このように、PythonのEnumを使うと、コードが読みやすくなり、バグを防ぐことができます。

また、PythonのEnumは他の言語のEnumとは異なり、値の比較はその参照を比較することで行われます。つまり、以下のコードはTrueを出力します。

from enum import Enum

class Color(Enum):
    RED = 1
    GREEN = 2
    BLUE = 3

color1 = Color.RED
color2 = Color(1)

if color1 == color2:
    print("color1とcolor2は等しい")  # color1とcolor2は等しい

以上、PythonのEnumを使った値の判定について解説しました。この知識を活用して、より良いPythonコードを書くことができるようになりましょう。.