Pythonを使ってExcelのVBAマクロを実行する方法について説明します。この記事では、PythonからExcelを操作するライブラリの内、OpenpyxlはVBAを実行することはできませんが、win32comやxlwingsはVBAを実行可能です。
PythonからExcelマクロVBAを実行するメリット
PythonからVBAを実行できるメリットの一つに、「VBAをPythonに書き換える必要がない」ことがあります。また、「Python×VBAが可能になる」ことも大きなメリットです。
PythonからVBAを実行するライブラリ
PythonからVBAを実行できるライブラリとしては、openpyxl, win32com, xlwingsがあります。
openpyxl
openpyxlはPythonでExcelを操作するときに、よく使われるライブラリです。しかし、Python経由でエクセルマクロを実行することは難しいです。
win32com
win32comはPythonでExcelだけでなくOutlookも操作できるライブラリです。このライブラリを使うと、PythonからExcel VBAを実行することが可能です。
xlwings
xlwingsライブラリは、PythonでExcelを操作するときに使えるライブラリです。このライブラリを使うと、PythonからExcel VBAを実行することが可能です。
PythonからExcelのVBA（マクロ）を実行する方法
PythonからExcelのVBA（マクロ）を実行する場合は以下のようになります。
import win32com.client # ライブラリをインポート
excel = win32com.client.Dispatch("Excel.Application") # インスタンス生成
excel.Visible = 1 # エクセルを表示する設定（0にすれば非表示で実行される）
以上、PythonでExcelのVBAを実行する方法について説明しました。この情報が皆さんのPythonプログラミングに役立つことを願っています。