Pythonは、Excelに活用できるプログラミング言語です。PythonでExcelを操作するための環境構築方法は、以下の2パターンがあります。
- 公式サイトから最新版のPythonをインストールする
- Google Colaboratoryにアクセスする
公式サイトから最新版のPythonをインストールする
Pythonは、公式サイトからインストールして環境構築ができます。具体的な手順は以下の通りです。
- Pythonの公式サイトにアクセスする
- Pythonの最新版パッケージをダウンロードする
- ダウンロードしたPythonをウィザード(表示される質問に答えながら設定を進める方法)に従ってインストールする
- コマンドラインツールからPythonが正常にインストールされているかどうかを確認する
Google Colaboratoryにアクセスする
Google Colaboratoryは、AIの学習や研究用にGoogleが無料で提供しているjupyter notebook(Webブラウザ上で記述・実行できる統合開発環境)のクラウドサービスです。Googleアカウントがあれば、IDE(統合開発環境)インストールや複雑な初期設定なしで、Pythonを利用できます。
PythonでExcelを操作するためのライブラリ
PythonでExcelを操作するには、はじめに専用のライブラリをインストールする必要があります。以下に主要なライブラリを紹介します。
- openpyxl: PythonのExcel操作では最もメジャーなライブラリです。処理が高速で、ネット上の情報が多いです。
- pandas: データ分析用のライブラリです。Excelを操作することもできますが、独特の概念を理解しなければならないこと、データ分析に習熟していないと使いこなせないことから、初心者向けのライブラリとは言えません。
- xlwings: PythonからExcelを直接操作するライブラリです。Excelに対応していないLinuxではxlwingsは使用できません。
以上がPythonでExcelを操作するための環境構築についての基本的な情報です。これらの情報を元に、PythonとExcelの組み合わせで効率的な作業を行うことができます。