PythonでExcelファイルをJSONに変換する方法

Pythonを使用してExcelファイルをJSONに変換する方法はいくつかあります。ここでは、openpyxlとpandasを使用した2つの主要な方法を紹介します。

方法1: openpyxlを使用する

openpyxlはPythonでExcelの操作をするためのモジュールです。以下にその使用例を示します。

import openpyxl
import json

# Excelファイルを開く
load_book = openpyxl.load_workbook('excelファイルのPATH')
sheet = load_book['sheet名']

# データを取得
data = {}
for row in range(2, sheet.max_row + 1):
    col_a = sheet['A' + str(row)].value
    col_b = sheet['B' + str(row)].value
    data[col_a] = col_b

# JSONファイルに書き込む
with open('output.json', 'w') as f:
    json.dump(data, f, ensure_ascii=False)

このコードは、Excelファイルの特定の列を読み取り、それをPythonの辞書に変換し、その辞書をJSONファイルに書き込むものです。

方法2: pandasを使用する

pandasはデータ分析を容易にする強力なライブラリで、Excelファイルの読み取りとJSONへの変換をサポートしています。以下にその使用例を示します。

import pandas as pd

# ExcelファイルをDataFrameに読み込む
df = pd.read_excel('path_to_excel_file.xlsx', engine='openpyxl')

# DataFrameをJSONに変換
json_data = df.to_json(orient='records', indent=4)

このコードは、ExcelファイルをpandasのDataFrameに読み込み、そのDataFrameをJSONに変換します。

これらの方法を使用すれば、PythonでExcelデータをJSONに簡単に変換することができます。具体的な要件に応じて最適な方法を選択してください。