PythonでExcelファイルを操作する方法：xlrdのインストールと使用

PythonでExcelファイルを操作するためには、xlrdというパッケージがあります。この記事では、xlrdのインストール方法と基本的な使用方法について説明します。

xlrdのインストール

Pythonでxlrdを使用するためには、まずxlrdをインストールする必要があります。以下のコマンドを実行してxlrdをインストールします。

pip install xlrd

Excelファイルの読み込み

xlrdを使用してExcelファイルを読み込む基本的な手順は以下の通りです。

import xlrd

# ブックを開く
book = xlrd.open_workbook('myfile.xls')

# シートの数と名前を表示
print("The number of worksheets is {0}".format(book.nsheets))
print("Worksheet name(s): {0}".format(book.sheet_names()))

# 最初のシートを選択
sh = book.sheet_by_index(0)

# シートの名前、行数、列数を表示
print("{0} {1} {2}".format(sh.name, sh.nrows, sh.ncols))

# D30セルの値を表示
print("Cell D30 is {0}".format(sh.cell_value(rowx=29, colx=3)))

# 全ての行を表示
for rx in range(sh.nrows):
    print(sh.row(rx))

このコードは、指定したExcelファイルを開き、シートの数と名前を表示し、最初のシートを選択します。その後、選択したシートの名前、行数、列数を表示し、D30セルの値を表示します。最後に、シートの全ての行を表示します。

以上がxlrdの基本的な使用方法です。これを使ってPythonでExcelファイルを操作することができます。詳細な使用方法やオプションについては、公式ドキュメンテーションを参照してください。