Pythonは、その強力なライブラリと柔軟性により、Excelのデータを操作するのに非常に便利な言語です。特に、openpyxl
とpandas
という2つのライブラリは、PythonでExcelのリストを操作する際に頻繁に使用されます。
openpyxlを使用したリストのExcel出力方法
openpyxl
はPythonでExcelを操作するためのライブラリで、リストをExcelに出力する方法を提供しています。以下にその基本的な使い方を示します。
import openpyxl
# 新規にExcelのWorkbookを作成
wb = openpyxl.Workbook()
sheet = wb.worksheets[0]
# リストをExcelに出力
list_1 = [[11, 12, 13, 14], [21, 22, 23, 24], [31, 32, 33, 34]]
for row in list_1:
sheet.append(row)
# Excelを保存
wb.save("path_to_your_file.xlsx")
wb.close()
このコードは、list_1
という2次元リストを新規に作成したExcelファイルに出力します。
pandasを使用したリストのExcel出力方法
pandas
もまた、PythonでExcelのリストを操作するための強力なライブラリです。以下にその基本的な使い方を示します。
import pandas as pd
# リストをDataFrameに変換
list_1 = [[11, 12, 13, 14], [21, 22, 23, 24], [31, 32, 33, 34]]
df = pd.DataFrame(list_1)
# DataFrameをExcelに出力
df.to_excel("path_to_your_file.xlsx", index=False)
このコードは、list_1
という2次元リストをpandasのDataFrameに変換し、そのDataFrameをExcelファイルに出力します。
Pythonを使用すれば、Excelのリストを簡単に操作することができます。これらのライブラリを活用して、日々のデータ処理作業を効率化しましょう。