Pythonでファイルを開く際には、open()関数を使用します。しかし、存在しないファイルを開こうとした場合、FileNotFoundErrorが発生します。

例えば、以下のようなコードを考えてみましょう。

file_name = dt.now().strftime('%Y/%m/%d') + '.csv'
csv_file = open(file_name, 'a', encoding='utf-8')

このコードは、現在の日付をファイル名としてCSVファイルを開こうとします。しかし、'2019/06/11.csv'というファイル名はディレクトリ構造を示しているため、該当のディレクトリが存在しない場合、FileNotFoundErrorが発生します。

この問題を解決するためには、ファイル名にディレクトリ構造を示す文字(/)を含めないようにします。

file_name = dt.now().strftime('%Y%m%d') + '.csv'
csv_file = open(file_name, 'w', encoding='utf-8')

このように修正すると、'20190611.csv'というファイルが正常に作成されます。

以上のように、Pythonでファイルを開く際には、ファイル名にディレクトリ構造を示す文字を含めないことで、FileNotFoundErrorを回避できます。また、ファイル名に使用できない文字がいくつか存在するため、それらを避けることも重要です。

この記事が、Pythonでファイル操作を行う際の一助となれば幸いです。

投稿者 admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です