Pythonは多くのライブラリを持っており、その中にはGUIを実装するためのライブラリも含まれています。この記事では、PythonでGUIを実装するための2つの主要なライブラリ、Tkinter
とPySimpleGUI
について説明します。
Tkinter
Tkinter
はPythonの標準ライブラリで、追加のインストールが不要ですぐに始められます。主要なOS(Windows、Mac、Linux)に対応しており、実行環境に神経質にならずに利用できます。ただし、簡素なレイアウトのうちは気になりませんが、ボタンなど、パーツごとに記述しないといけないため、パーツが多くなるにつれソースコードが煩雑になりがちです。
PySimpleGUI
PySimpleGUI
は、Tkinter
よりも少ないコードでプログラムを書くことができるため、サクッとGUIを試してみたいときなどに良いかと思います。直感的なコーディングでGUIが実装でき、コード量も少なく済む印象です。また、デザインテーマも140種類と豊富で、好みのテーマを選ぶだけなので、デザインに頭を悩ませることが少なくなります。
まとめ
PythonでGUIを実装するためには、Tkinter
やPySimpleGUI
などのライブラリが利用できます。どちらのライブラリもそれぞれに特性と利点があり、あなたのプロジェクトの要件によって選択するべきライブラリが変わるかもしれません。どちらのライブラリも活用して、PythonでのGUI実装を楽しんでください。.