Pythonで書いたGUIアプリケーションを実行ファイルにすると、他の人にも簡単に使ってもらうことができます。特に、PythonがインストールされていないPCでも実行することができるため、非常に便利です。
必要なライブラリ
PythonでGUIアプリケーションを作成し、それを実行ファイルにするためには以下のライブラリが必要です。
- Python
- tkinter
- PyInstaller
また、開発環境としてVisual Studio Codeがあると便利です。
PythonでGUIアプリケーションを作成する
PythonでGUIアプリケーションを作成するためには、tkinterというライブラリを使用します。tkinterはPythonの標準ライブラリに含まれており、追加のインストールは必要ありません。
以下に、tkinterを使用してウィンドウを表示するプログラムの例を示します。
import tkinter as tk
root = tk.Tk()
root.title('ウインドウ表示')
root.geometry('320x240')
root.mainloop()
Pythonのコードを実行ファイル化する
Pythonで作ったプログラムを実行ファイルにするには、PyInstallerというライブラリを使用します。PyInstallerはPythonアプリとそのすべての依存ファイルを1つのファイルにしてくれます。
以下に、PyInstallerを使用してPythonのコードを実行ファイル化する手順を示します。
- まず、PyInstallerをインストールします。
pip install pyinstaller
- 次に、Pythonのコードを実行ファイルにするコマンドを実行します。
pyinstaller your_python_file.py --onefile --noconsole
これで、Pythonで書いたGUIアプリケーションを実行ファイルにすることができます。この実行ファイルはPythonがインストールされていないPCでも実行することができます。
以上が、PythonでGUIアプリケーションを実行ファイルにする方法です。この方法を使えば、Pythonで作ったアプリケーションを広く使ってもらうことが可能になります。