Pythonは、JSON形式のデータを扱うための強力なツールを提供しています。この記事では、PythonでJSONデータをクエリする基本的な方法を紹介します。
JSONとPython
JSONはJavaScript Object Notationの略で、データ交換のための標準フォーマットです。Pythonは、JSONをネイティブにサポートしており、データのシリアライズ(エンコード)とデシリアライズ(デコード)を容易に行うことができます。
PythonでのJSONの扱い方
PythonでJSONデータを扱うためには、Pythonの組み込みモジュールであるjson
を使用します。以下に、PythonでJSONデータをエンコードし、その後でデコードする基本的な例を示します。
import json
# PythonオブジェクトをJSONにエンコード
data = {
"firstName": "Jane",
"lastName": "Doe",
"hobbies": ["running", "sky diving", "singing"],
"age": 35,
"children": [
{"firstName": "Alice", "age": 6},
{"firstName": "Bob", "age": 8}
]
}
json_data = json.dumps(data)
# JSONデータをPythonオブジェクトにデコード
decoded_data = json.loads(json_data)
この例では、Pythonの辞書をJSON文字列にエンコードし、その後でJSON文字列をPythonの辞書にデコードしています。
まとめ
- Pythonは、JSON形式のデータを扱うための強力なツールを提供しています。Pythonの
json
モジュールを使用することで、JSONデータのエンコードとデコードを簡単に行うことができます。これにより、Pythonを使用してJSONデータをクエリすることが可能になります。 -
Real Python, “Working With JSON Data in Python”.