PythonでJSONを扱う際、特に日本語の文字コードについては注意が必要です。デフォルトでは、PythonのjsonモジュールはUTF-8の文字コードを使用します。しかし、JSON形式にしたデータを出力すると、Unicodeエスケープされたバイト列になってしまうことがあります。
この問題を解決するためには、json.dump()
やjson.dumps()
を使用する際に、ensure_ascii=False
を指定します。これにより、UTF-8のまま日本語を書き込むことができます。
以下に具体的なコードを示します。
import json
# JSONデータ
data = {"ほげ":"ほげ"}
# JSONファイルへの書き込み
with open('data.json', 'w', encoding='utf-8') as f:
json.dump(data, f, ensure_ascii=False)
このコードでは、json.dump()
関数を使用してJSONデータをファイルに書き込んでいます。ensure_ascii=False
を指定することで、日本語がUTF-8のまま書き込まれます。
以上がPythonでJSONとUTF-8を扱う基本的な方法です。これを理解しておくと、PythonでJSONデータを扱う際の文字化け問題を避けることができます。.