PythonでJSONデータを扱う際、そのデータを見やすく表示するための方法を紹介します。Pythonの標準ライブラリであるjson
モジュールを使用します。
json.dumpsを使用する方法
json.dumps()
関数を使用して、JSONデータを整形(pretty-print)することができます。この関数は、第二引数にindent
パラメータを指定することで、インデント(字下げ)のスペース数を設定できます。
import json
# JSONデータ
your_json = '["foo", {"bar": ["baz", null, 1.0, 2]}]'
# JSONデータをパース
parsed = json.loads(your_json)
# 整形して表示
print(json.dumps(parsed, indent=4))
このコードを実行すると、以下のように整形されたJSONデータが表示されます。
[
"foo",
{
"bar": [
"baz",
null,
1.0,
2
]
}
]
json.loadを使用する方法
json.load()
関数を使用して、ファイルからJSONデータを読み込むことができます。読み込んだデータは、json.dumps()
関数を使用して整形できます。
import json
# ファイルを開く
with open('file.json', 'r') as f:
data = json.load(f)
# 整形して表示
pretty_json = json.dumps(data, indent=4)
print(pretty_json)
以上、PythonでJSONデータを見やすく表示する方法を紹介しました。この方法を使えば、大量のJSONデータでも見やすく整形して表示することができます。