Pythonでは、os.path.join関数を使用してパスを結合することができます。この関数は、複数のパス要素を「賢く」結合し、各非空部分の後に正確に1つのディレクトリ区切り文字（os.sep）を追加します。
import os
# パスの結合
path = os.path.join('c:', 'sourcedir')
print(path) # 出力: c:sourcedir
しかし、このコードはWindowsでは期待通りに動作しません。なぜなら、Windowsではドライブレターの後にバックスラッシュを2つ追加する必要があるからです。したがって、上記のコードはC:sourcedirという結果を返しますが、これは正しいパス形式ではありません。
この問題を解決するためには、os.sepを使用してパスを結合することが推奨されています。
import os
# パスの結合
path = os.path.join('c:', os.sep, 'sourcedir')
print(path) # 出力: c:\\sourcedir
このように、os.sepを使用することで、OSに適したパス区切り文字を自動的に挿入することができます。これにより、コードはWindowsとLinuxの両方で動作するようになります。
以上が、PythonでWindowsのパスを結合する方法についての説明です。この情報が役立つことを願っています。