PythonでXMLデータを辞書に変換する方法を紹介します。この作業は、データ解析やウェブスクレイピングなど、さまざまな場面で役立ちます。
必要なライブラリ
この作業を行うためには、xmltodict
というライブラリが必要です。このライブラリを使うと、XMLデータをPythonの辞書に変換することができます。インストールは以下のコマンドで行います。
pip install xmltodict
XMLを辞書に変換するコード
以下に、XMLデータを辞書に変換するPythonのコードを示します。
import xmltodict
import json
xml = """
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<foods>
<food>
<name>イチゴ</name>
<color>赤</color>
</food>
<food>
<name>バナナ</name>
<color>黄</color>
</food>
</foods>
"""
# XMLから辞書に変換
dict_xml = xmltodict.parse(xml)
print(json.dumps(dict_xml, indent=2, ensure_ascii=False))
このコードを実行すると、以下のような出力が得られます。
{
"foods": {
"food": [
{
"name": "イチゴ",
"color": "赤"
},
{
"name": "バナナ",
"color": "黄"
}
]
}
}
以上がPythonでXMLを辞書に変換する方法です。この方法を使えば、XMLデータをPythonで扱いやすい形式に変換することができます。