Pythonはその豊富なライブラリと簡易な構文のおかげで、さまざまなデータ形式を扱うのに非常に適しています。その中にはXMLも含まれており、PythonはXMLデータを解析し、操作するための機能を提供しています。
PythonでXMLを扱う基本
Pythonには、xml.etree.ElementTree
やxml.dom.minidom
などの組み込みライブラリが存在します。これらにより、XMLデータを解析したり、新たにXMLデータを生成したりが可能です。
import xml.etree.ElementTree as ET
xml_data = """
<root>
<element1 attribute="value1">Text1</element1>
<element2 attribute="value2">Text2</element2>
<element3 attribute="value3">Text3</element3>
</root>
"""
root = ET.fromstring(xml_data)
for elem in root:
print(f"要素: {elem.tag}, 属性: {elem.attrib}, テキスト: {elem.text}")
このコードは、XMLデータをパース(解析)して内容を抽出し、必要に応じてデータを操作する例です。
XMLファイルの読み込みと操作
XMLファイルを読み込むには、ET.parse
関数を使用します。
tree = ET.parse('data.xml')
root = tree.getroot()
for item in root.findall('item'):
name = item.get('name')
price = item.find('price').text
print(name, price)
このコードは、XMLファイルからデータを読み込み、特定の要素とその属性を取得する例です。
以上がPythonでXMLファイルを操作する基本的な方法です。これらの基本を理解すれば、より複雑なXMLデータの操作も可能になります。.