Pythonのzipfileモジュールを使用すると、ZIPファイルにファイルを追加することが可能です。以下にその方法を示します。
import zipfile
# ZIPファイルを作成し、ファイルを追加
z = zipfile.ZipFile("myzip.zip", "w", zipfile.ZIP_DEFLATED)
z.write("file1.ext")
z.write("file2.ext")
z.close()
# ZIPファイルにファイルを追加
z = zipfile.ZipFile("myzip.zip", "a", zipfile.ZIP_DEFLATED)
z.write("file3.ext")
z.close()
このコードは、まずmyzip.zipというZIPファイルを新規作成し("w"モード)、その中にfile1.extとfile2.extという2つのファイルを追加します。その後、同じZIPファイルを開き("a"モード)、file3.extという新たなファイルを追加します。
ただし、既存のファイルにデータを追記することは、zipfileモジュールでは不可能です。そのような場合は、他の方法を検討する必要があります。例えば、gzipモジュールを使用してgzip圧縮ファイルにデータを追記することが可能です。ただし、gzipは一つのファイルしか含めることができないため、複数のファイルを一つのアーカイブにまとめる場合は、tarfileやzipfileと組み合わせる必要があります。
以上がPythonでZIPファイルに追記する方法についての説明です。Pythonのzipfileモジュールを活用して、ファイルの圧縮やアーカイブ作成を行ってみてください。