Pythonのforループとrange関数は、特定の範囲内で繰り返し処理を行うための強力なツールです。この記事では、これらの基本的な使い方と、ループの開始値を0以外に設定する方法について解説します。

range関数とforループ

Pythonのrange関数は、数列を生成するための関数であり、forループと組み合わせて特定の範囲を繰り返し処理することができます。以下は、0から9までの範囲を指定してループさせる例です。

for i in range(10):
    print(i)

このコードでは、range(10)が0から9までの数列を生成し、forループでその数列を順に取り出しています。print(i)によって各値が順番に出力されます。

range関数の引数

range関数では最初の引数が開始値、次の引数が終了値(終了値は含まれない)となります。したがって、以下のコードは1から10までの数列を生成します。

for i in range(1, 11):
    print(i)

また、range関数には3つ目の引数としてステップを指定することもできます。以下のコードは、0から100までの範囲を、10ずつ増加する数列として生成します。

for i in range(0, 101, 10):
    print(i)

この例では、range(0, 101, 10)が0から100までの範囲を、10ずつ増加する数列として生成します。結果として、0から100までの数を10ずつ増やしながら表示することができます。

逆順のループ

逆順でループさせる場合は、range関数において開始値と終了値の引数を指定し、ステップを負の値にします。以下は、10から1までの範囲を指定して逆順にループさせる例です。

for i in range(10, 0, -1):
    print(i)

このコードでは、range(10, 0, -1)が10から1までの数列を生成し、forループでその数列を逆順に取り出しています。

以上がPythonのforループとrange関数の基本的な使い方です。これらを理解し、適切に使用することで、Pythonプログラミングの幅が広がります。

投稿者 admin

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