Pythonでは、関数内で新たに定義される変数はその関数内でしか参照できないローカル変数となりますが、globalキーワードを使うことで、関数内からグローバル変数を扱うことが可能となります。

グローバル変数の宣言

Pythonでのグローバル変数の宣言方法は以下のとおりです。

global 変数名

また、グローバルスコープで変数を宣言する場合は、以下のように関数の外側で宣言します。

var = 1 # グローバル変数

グローバル変数の使用

グローバル変数は、プログラム全体から参照できる変数のことで、通常、プログラムの最上位レベルで定義され、すべての関数からアクセスできます。ただし、関数内からグローバル変数を更新するには、globalキーワードの使用が必要です。

var = 1 # グローバル変数

def add_ten(x):
    global var
    var = 10
    print(var + x)

add_ten(2) # 12
print(var) # 10

この例では関数の外に出ても、関数内で代入した値10が有効になっているのがわかります。

注意点

グローバル変数はコードを書く上で非常に便利ですが、予期せず変数の値が書き換わってしまったり、無駄にメモリを占有してしまったりする場合があります。グローバル変数を使用する場合はきちんと設計した上で使用するべきです。

以上、Pythonでのグローバル変数の宣言と使用方法について説明しました。これらの理解は、Pythonプログラムを適切に制御するために必要不可欠です。.

投稿者 admin

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