Pythonでのファイル操作を行う際、os
やos.path
からpathlib
に移行することが推奨されています。以下に、それぞれのモジュールを使用した場合のコード例を示します。
# osを使用した場合
import os
# 絶対パスの取得
os.path.abspath("foo.txt")
# ファイル削除
os.remove("foo.txt")
# ディレクトリ削除
os.rmdir("bar")
# 拡張子の取得
os.path.splitext("foo.txt")[1]
# ファイル名の取得
os.path.basename("bar/foo.txt")
# ディレクトリ以下の出力 (lsコマンド相当)
os.listdir("bar")
# pathlibを使用した場合
from pathlib import Path
# 絶対パスの取得
Path("foo.txt").resolve()
# ファイル削除
Path("foo.txt").unlink()
# ディレクトリ削除
Path("bar").rmdir()
# 拡張子の取得
Path("foo.txt").suffix
# ファイル名の取得
Path("bar/foo.txt").name
# ディレクトリ以下の出力 (lsコマンド相当)
list(Path("bar").iterdir())
これらの例からもわかるように、pathlib
を使用するとコードがより直感的になり、読みやすくなります。Python3.4以降であれば、積極的にpathlib
を使用することをお勧めします。