Pythonは近年人気のあるプログラミング言語の一つで、機械学習や教育・研究の分野など学術的な分野でシェアが大きい言語でしたが、最近はAIブームで広くビジネスの場でも使われています。Pythonの人気が高い理由として、分かりやすい構文、短い記述量で書くことができるなど、初心者向けであることや、人工知能などで扱う計算向けのライブラリが豊富であることが挙げられます。
Pythonの基本文法
変数の使い方
プログラミングにおいて、データを一時的に保存する箱が変数になります。変数はまず宣言を行い、宣言した変数に対して値の代入を行います。
num1 = 100
num2 = 200
num3,num4 = 300,400
コメントの付け方
ソースコードの目的や説明を正しくコメントして伝えることで、他の人が内容を理解することが容易となります。
# これは一行コメントです
'''
これは
複数行の
コメントです
'''
データ型を理解しよう
Pythonでは変数の型を宣言する必要はありません。動的に型付けを行うため、代入された値によって型が自動的に判断されます(=これを動的型付けと呼びます)。
算術演算
Pythonでは基本的な算術演算が可能です。
# 加算
print(5 + 3) # 8
# 減算
print(5 - 3) # 2
# 乗算
print(5 * 3) # 15
# 乗累算
print(5 ** 3) # 125
# 除算
print(5 / 3) # 1.6666666666666667
以上、Pythonの基本文法について簡単にまとめました。これらの文法はPythonの最も基本的な処理となりますので、使い方をしっかりと理解しておきましょう。.