Pythonの条件分岐には if
文がありますが、複数の条件を組み合わせるために or
演算子を使用することができます。
Pythonの if
文と or
演算子
Pythonの if
文は、条件によって処理を分岐させるための文です。基本的な構文は以下のようになります。
if 条件式:
条件式がTrueのときに行う処理
or
演算子は、2つ以上の条件のうち少なくとも一つが正しいという状況を表す時に使用します。具体的な記述方法は次の通りです。
if 条件式1 or 条件式2 or 条件式3:
条件式のうち「1つ以上」Trueのときに行う処理
この場合、条件式1と条件式2と条件式3のどれか1つでも合致すれば処理が実行されます。
or
演算子の使用例
以下に、or
演算子を使用したコードの例を示します。
x = 100
if x == 500 or x > 600 or x < 200:
print(True)
このコードは、変数 x
が500に等しいか、600より大きいか、200未満であると True
を出力します。この場合、x
は100なので、3番目の条件に当てはまります。
まとめ
Pythonの if
文と or
演算子を組み合わせることで、複数の条件を指定して柔軟な条件分岐を行うことが可能です。これらの概念を理解し、適切に使用することで、より複雑なプログラムを作成することができます。