Pythonプログラムを単一の実行可能ファイルにするためには、pyinstaller
というモジュールを使用します。
モジュールのインストール
まずはじめに、pyinstaller
をインストールします。以下のコマンドでインストールできます。
pip install pyinstaller
環境によっては、以下のように実行することもあります。
pip3 install pyinstaller
また、組み込み用のPythonの場合は、以下のように実行します。
python -m pip install pyinstaller
実行コマンド
次に、以下のコマンドを実行します。
pyinstaller ○○.py --onefile --noconsole
これにより、同一ディレクトリにexeファイルが生成されます。
オプション引数まとめ
以下に、よく使うオプション引数をまとめておきます。
--onefile
: 関連するファイルを1つにまとめてバイナリ化します--noconsole
: コンソールアプリでもコンソール表示をしないようにします--windowed
: 異なるプラットフォームでもWindowsのバイナリを作ります--add-data
: バイナリ内部にファイルを取り込みます--uac-admin
--uac-uiaccess
: 管理者モードで実行するバイナリを作ります
以上がPythonプログラムを単一の実行可能ファイルにする方法です。この情報が皆さんのPythonプログラミングに役立つことを願っています。