Pythonのライブラリを自動でインストールする方法について説明します。Pythonの公式パッケージマネージャーであるpipを使用すると、サードパーティ製のライブラリのインストールを簡単に行うことができます。
ライブラリの一括インストール
requirements.txt
というテキストファイルを作成し、使用するライブラリのバージョン名とその名前を書き出すことで、一括でライブラリをインストールすることができます。以下のような形式でライブラリを記述します。
alabaster==0.7.12
Babel==2.7.0
beautifulsoup4==4.8.1
boto==2.49.0
boto3==1.10.1
このrequirements.txt
が存在するディレクトリでpip install -r requirements.txt
と実行すると、必要なライブラリが一括でインストールされます。
ライブラリの書き出し
プロジェクトで使用するパッケージをすべて洗い出して、他の環境でもすぐにインストールできるようにすることも可能です。pip freeze
というコマンドを打つと、インストールされているライブラリ名とバージョンが表示されます。これをパイプでファイルに出力させることで、他の環境でも同じライブラリを簡単にインストールすることができます。
pip freeze > requirements.txt
以上がPythonのライブラリの自動インストールについての基本的な情報です。この情報がPythonのプロジェクトで役立つことを願っています。