Pythonの関数は、一連の処理を再利用できるようにまとめたものです。関数を用いることで、何度も同じような処理を記述する必要がなくなり、プログラムが読みやすくなります。
Python関数の定義と呼び出し
Pythonにおいて、関数は以下のように定義します。
def 関数名(引数1, 引数2, ...):
処理1
処理2
...
return 戻り値
定義した関数は以下のように書くことで呼び出すことができます。
関数名(引数1, 引数2, ...)
Python関数の引数と戻り値
関数には複数の『引数』と1つの『戻り値』を設定することができます。『引数』は関数を呼び出す際に与える値のことで、関数は与えられた引数に従って処理を実行します。『戻り値』は関数を実行した時に返される値のことです。
以下の関数calc_product
は、与えられた3つの数値の積を戻り値として返します。
def calc_product(a, b, c):
p = a * b * c
return p
Python関数の活用
Pythonには多くの便利な組み込み関数が存在し、使用することで余計なコードを書かずに目的の処理を実現することができます。積極的に活用しましょう。
以上、Pythonの関数の基本について解説しました。関数の定義の仕方と呼び出し方、関数における引数や戻り値はどれも関数の基本なので、必ず理解しておきましょう!.